2024/03/26 14:24

私は油彩で風景を描いています

完成するまでに、小さい作品でも1ヶ月くらい、やや大きい作品となると半年から1年くらいが必要です

水彩画では小さいものだと数日でかけちゃいます

それは、何故なのでしょう?
この作品を使ってその訳をご説明します

一つ目の理由は、絵の具の渇きが遅いためです
水彩やアクリル絵の具は数分〜数十分で乾きます
なので、次の色をすぐに重ねることができます
しかし、油絵の具は乾くのに数日から1週間くらいかかります
乾かないうちに色を重ねると、色が濁って汚い絵になります

二つ目の理由は、油絵が絵の具の透明度を生かして描く画材であるためです
油絵の具の最大の特徴はその透明度にあります
なので、色やその濃さを変えながら何層も何層も絵の具を塗り重ねることで
深みのある、リアルな絵が出来上がっていくのです
ヨーロッパの古典絵画を思い浮かべてみてください

ということで、油彩画の場合はどんどん描き進めないのです
なので、
私はいつも5作品くらいを同時に描いています
そうすることで、無駄な空き時間をなくすようにしています

ちなみに、作品「春の路傍の花」は、次のようなステップで描きました

1. 最初はモノクロ主体で描いていきます
 ほぼ立体感や遠近感が出てるでしょ!

2.葉っぱや花の色(固有色)をざっと塗っていきます

3.さらに色を濃くしながら明暗をつけていきます

4.仕上げのイメージに段々近づけていきます

4.最後にアルミ箔を散らしたり、花びらをさらに鮮やかにするなどして、
 納得できたら完成です


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました